2017年ひふみの運用報告会に行ってきました。

2017年12月某日、レオス・キャピタルワークスのひふみ投信の2017年運用報告会に参加してきましたので、詳細とまではいきませんが、参考までに「こんな話があったよ」的な内容になると思います。

自分はカンブリア宮殿に代表の藤野氏が出演してからひふみ投信を知り、投資信託を知り、初めて投資信託を使用したのもひふみ投信で、2017年の前半から購入してますが、運用益の高さには驚いています。

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2017年を通してのお話。

正確に言うと、2016年10月から2017年10月までの報告になります。

ひふみ投信を始めてから会場に足を運ぶのは3回目ですが、今回も報告会に初めていらした方が沢山いましたし、会場もほぼ満席の状態で始まりました。

最初は湯浅氏からレオス・キャピタルワークスについて、運用資産について、海外の資産運用も手掛けているお話。ノルウェーの国家ファンドの資産も運用している。信任されている会社なんですよーと言うお話。

続いて水口氏より結婚したお話。この1年間の成績のお話。なんで配当がないのか?配当の原資がない訳では無いと言うお話。投資信託の費用明細について。

そして藤野氏からひふみらしい1年だったお話。

ひふみ投信が不得意な時期は2016年11月トランプ相場の時、TOPIXが上がってもひふみ投信は置いかれました。○○相場となった時にひふみ投信は出遅れてしまう。それは大きくて有名な会社が上がると、ひふみ投信で投資している小さい会社は置いて行かれる。

株価が横ばいの時にひふみ投信はじりじり上がる。それが得意な時期。北朝鮮の地政学リスクの時、○○ショックとなった時はマーケットと同じぐらい下がるけど、マーケットが戻る時、ひふみ投信は強い。そしてマーケットが横ばいの時じりじり上がるのがひふみ投信らしいね。と言う話で、今期はTOPIXより8%上回った。

年率19.5%のリターンのお話。年率20%をめざしていけば9年後に基準価格5万円が5倍で25万円の基準価格をめざして行きたい。基準価格10万円は3年か4年後には達成したい話。

世界的な景気回復の話。街頭インタビューの景気回復は感じられないのは当然で年率2%の成長の景気回復を実感できる訳がない話。半導体の市場規模が拡大基調であるお話。アメリカ株への投資を始め、これから自分達で調査が出来る環境になったので、アメリカに限らず海外への調査、投資を行っていく話。

渡邉氏から複利の運用効果は高いんだよと言うお話。ひふみ投信が銘柄を選ぶ時の基準に20%増益。20%成長するであろう会社を探す。多様性のお話。多様な目線、多様な価値観によって安定して成績が残せる。運用部は変わり者ばかり?のお話。

佐々木氏からアナリストは自由な仕事?パフォーマンス寄与銘柄と下位寄与銘柄とあるが、いま上がっている銘柄見ているだけではダメだよ。と言う話。

今後の運用方針について藤野氏からチーム、メンバーの話。海外株への投資を少しずつ増やすけど10~20%ぐらいまで。あくまで国内がメイン。海外の調査をする事で、国内にどう影響があるのか分かる。上場ベンチャー株への投資。儲かるだけじゃない価値。日本で一番大きなファンドを運用している会社は日本で一番大きな責任を負う。成長する会社にお金を回して行きたい。東芝の様な会社が出た時、手を上げて支援したい。

質疑応答があり、終了しました。

休憩後、藤野氏と村口氏の対談がありました。大変面白くお話を聞かせて頂きましたが、内容は割愛させて頂きます。

総じて、普段アナリストと呼ばれる人の話を聞く事が殆どないので、色んな事を考えてるんだなーと感心しきりな自分です。株式投資も10年以上やってますが、昔から思っているのは、足で情報を稼ぐ人達には勝てませんよ。実際。

皆さんの参考になればと思います。