先日、セルフメディケーション税制の事を調べていて、医療費控除の書類をどう作れば良いのか、その時に色々調べた事や実際に作ったり、用意した資料の事を書いておきたいと思います。
まず用意するのは、1年分の医療機関にかかった費用の領収書です。他に、医療機関に通院した際の交通費(バス、地下鉄、鉄道、タクシー等)を合わせて総額がいくらなのか?
それをざっくり計算します。
ちなみに通院に自家用車を使っても燃料代は対象外です。
自分の時は当時、歯科医院に通っていて、半年程で5万円程医療費が掛かっており、持病の検査で年2回検査費用で、2万円程掛かるので、今年は妻と子供の分も合わせれば、医療費控除いけるかもーと計算しました。
目標は10万円
年間の医療費が10万円を超える場合は超えた分が医療費控除の対象に、所得が200万円未満の場合は所得金額の5%を超えた分が医療費控除の対象になります。
医療費控除の申告をした時、自分の所得は180万円程度(汗 医療費は10万円ちょいで、所得の5%なので9万円を超えた分、約1万円が控除の対象になりました。医療費控除を受けるには、正確に医療費を算出する必要があります。掛かった医療機関で発行される領収書の添付も必要なので保管が大切です。
集計には国税庁のサイトにある医療費集計フォームを使用しました。
領収書を確認しながら、個人別に治療内容、医療機関の住所、名称を記載していきます。この時、領収書1枚に1項目ではなく、1医療機関に対して1項目で大丈夫です。同じ歯科医院で治療したならば、本人が歯科医院で5万円、同じ調剤薬局なら本人が調剤薬局で1万円でOKです。もちろん風邪薬も金額と購入店舗の住所、名称の記載でOK。
後は妻の分、子供の分、と書き分けていきます。子供の通院でバスを使用した時は、交通費として記載の上、別途、明細を作ります。明細と言っても、手書きでもパソコンのテキストでも大丈夫です。バスに乗ったバス停の名称、降りたバス停の名称、そして金額が分かれば大丈夫です。
例
日付 医療機関名称 使用した交通機関 乗降場所 金額
1/1 小児クリニック バス 元町4条⇔環状通駅 ¥420
こんな感じで日付ごとに書いて、交通費明細として総額を出しておきます。この時の交通費明細の総額と医療費集計フォームの交通費の金額はもちろん同じです。後は計算した医療費控除額を確定申告書に反映させればOKです。
自分の場合は、郵送で提出してるので、医療費集計フォームと交通費の明細を印刷します。
税務署に申告する際は、別途に封書等を用意して
医療費集計フォーム
交通費の明細
医療費の領収書
を、一緒に同封して確定申告書と提出します。
セルフメディケーション税制の対象医薬品がある場合は以下を参照。