心療内科で心理検査。発達検査 田中ビネーVで何が分かる?

ちなみに児童相談所で受けた心理検査は鈴木ビネー。

6歳6か月で5歳の精神年齢と言われました。(口頭で言われただけ)

今回の心療内科で受けた心理検査は田中ビネーV。

心理検査報告と言うことで、書類も頂いてます。

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心理検査報告

○検査時の様子

所要時間は30分でした。導入、入室ともにスムーズであり、とても親しんでいます。笑顔で、検査者の教示もよく聞き、検査に興味を示すことができます。後半からは、集中力が切れてしまい、椅子の上に立ったり、落ち着かない様子もありました。最後に絵を描いてもらおうとしましたが、集中力が続かず、描くことができませんでした。

○結果

検査時6歳8か月  生活年齢6歳8か月、精神年齢8歳2か月、知能指数123

○全般的な知的水準は、同年代集団と比較し、優れています。6歳級を全問通過し、7歳級は6問中4問通過、8歳級は6問中3問通過しています。

○解釈

○年齢以上の問題にも正答することができ、言葉に関する発達が伸びています。特に、言われたことや物事をイメージすることができ、共通する特徴をつかんだりすることが得意です。また、言葉をたくさん知っており、単語を並び替えて文章を作ること力もあります。見た文字を何回も声に出しながら、試行錯誤して答えを導くことができました。聞いたことや見たことをイメージとして捉えやすい特徴があり、最初にイメージをしてから問題に取りかかるのでしょう。そして、そのイメージを言葉に変換していく時に、頭の中で考えるのではなく、一度声に出し、だんだんと整理されていくのだと考えられます。

○数や算数に関する力は、年齢相応の力であり、言葉に関する問題の方が得意です。また、目で見たものや耳で聞いたことを短期的に覚えておく力もあります。後半になるとやや集中力が欠け、通過ではありますが、1つだけ間違えるような項目もありました。

○以上のことから、全体的な発達水準は問題なく、得意なことが多くみられます。特に言葉に関する力が伸びやすく理解が早いため、同年代で話をする時には話が合わないと感じたり、退屈したりするかもしれません。また、集中力を長く保つこともやや難しい印象をうけました。集中力が続かなかったり、うまくコミュニケーションがとれないような、うまくいかないことがあった時に自信を失わないよう、本人の困り感を共感的に受け止めたり、本人ができていることに着目して、褒める関わりを行っていくと良いでしょう。

以上。

正直、結果に驚きました。

発達水準には問題なし。検査時の本人の気分もあるのでしょうが、精神年齢の高さにも驚きです。それでも、不安や音に対する感覚過敏、上手くコミュニケーションできない等、実際の学校生活には支障をきたしています。

不安なことがあると暴れてしまします。

やりたくないことがあると床に寝転がってしまいます。

ただそう言うことは良くないから止めろと言っても止めません。

ヤダの先、何が嫌なのか?を考えていると意外と単純なことが嫌だったりするようです。そこにたどり着くまでが大変です。

皆さんの参考になればと思います。