サッシのレールに水が溜まる事案。

新築の賃貸に引越しをしてしばらく経つのですが

雨の日にサッシ窓のレールに水が溜まってるのを発見し

新築なのにどうなってるのー。と管理会社に問い合わせると

最近の気密性の高い住宅では起こりうる現象で

他の方の同じ内容の問い合わせが多いらしいです。

確かにレールいっぱいに溜まる訳では無く、ある一定量以上は

溜まってない雰囲気ですが、でもねー。

窓枠に記載が無かったので、ドコのメーカーのサッシを使用してるか

分からなかったんですけど、メーカーさんのHPを見ると

良くある質問で、同じ内容の回答がされていました。

水密性と言うらしく、雨水と言うより風が関係あるようです。

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水密性とは

風を伴った雨の時に、屋内への雨水の侵入をどの程度防げるかを

示す性能で、W-1,W-2,W-3,W-4の順に水密性が高くなります。

雨水の侵入は降雨量より風圧力が深く関係しています。

一般的な住宅の場合、住宅に必要な性能はJIS等級では目安として

W-2等級もしくはW-3等級が必要となっています。

水密性の試験条件は過酷な気象条件を想定したものです。

例えば、W-2等級とは1時間あたり240mmの降雨量に

風速16m/s程度の風が吹いてもサッシから雨水が侵入しない状態であり、

W-3等級では風速20m/s程度の風が吹き込んでも

雨水が侵入しないということになります。

雨水の侵入の判断基準はサッシ枠を超えて室内に雨水が

入ってくる事であり、サッシの下枠内に水が溜まる事は

室内への侵入とはなりません。

いやいや、普通に考えればおかしいと思うのは素人だからでしょうか?

完全に室内だと思いますが…。

メーカーさん的には許容範囲内で想定内かもしれませんが

少なくても今まで住んでいた家は、そんな事はありませんでした。

改良するべき事案だと思います。